2012年5月16日のアーカイブ
- 涼宮ハルヒのキョンも、氷菓の奉太郎も近くの少女(ハルヒ・える)の内発に動かされて行動する点では同じなんだよなぁ。氷菓の場合は、ハルヒの不満の溜りによる神人が発生しないけど。
- あくまで女の子が中心になる鍵・ハルヒ・けいおん・氷菓を手がけた京アニは、男の子メインな少年漫画的・熱血系作品って手がけているのが少ないかなと。フルメタぐらい。
- 女性が女性キャラを描いている(特にけいおん!)感じが強いのは京アニで、男性が女性キャラを描いている(特にまど☆マギ)のがシャフトかなぁと。一概にはいえないけど、両社の比較においてこうした傾向はあるかもしれない。
- アクセルワールドのEDは、鳥が画面奥に飛んでいく描写から始まり、最後は画面手前側の方を飛びだっていく構成が上手いなぁと思う。
- 氷菓4話。奉太郎がえるの家に入って、美術工芸品をまじまじと見ていたのは、その品物の質もあるのだろうけど、奉太郎って女の子の家に入ったのが今回が始めてではないかという感じもした。だから色々家の中が気になったと。
- 氷菓4話。えるがみんなに食べてもらう為のおにぎりを握るシーンがあるのだが、よく握るシーンを作画したなぁと思った。「おにぎりできましたよ」という完成したおにぎりの画だけを見せれば、枚数も減らせて効率が良いのに。京アニの芝居・所作をやろうとうする姿勢には頭が下がる。
- 氷菓4話。奉太郎が入ったえるさんの家の綺麗なトイレは、えるさん専用トイレなのか、家族共用なのかすごく気になる。何にしても品の良い名家の風格を感じさせるトイレだった。
- 氷菓4話。奉太郎がトイレに入ったのは、孤独になって一人で考えたいからだろう。どこへ行ってもえるさんの家は広く作られ、奉太郎的にじっくり考える場がなかったといえそう。
- トイレは孤独・孤高になれる。つまり考えるのに最適な機能を有した場所であるといえることを氷菓は改めて教えてくれた。
- 京アニはけいおん!の学校の廊下・部室も含め、部屋の空間を広めに取っているように感じられる。氷菓4話のえる家のトイレも同様の傾向があったが、この広さはトイレを俯瞰で見せられた面も大きいと思う。いづれにせよ。千反田家の凄さと、気品さが伝わってくるトイレだった。
- 氷菓4話。よく考えると、えるの内面って描かれてないような。えるがおじさんへの想いを語っている時も、奉太郎視点で描かれているし。あくまでも内面が描かれるのは奉太郎。
- ニャル子さんは、元ネタを使う作品の傾向(ヒーロー的カッコ良さがある作品)がハッキリしているので、その元ネタに引っかかる人と引っかからない人の差は出てくるだろうなぁ。