2012年1月3日のアーカイブ
- 「輪るピングドラム」は「幸せって何だ」って価値を突き詰めようとした側面もある作品だ。その意味では「けいおん!」は対照的な作品で、今、ありのままの日常こそが「幸せ」であると訴えている作品である。
- 言い換えると「輪るピングドラム」は永遠の求道者、幾原監督の姿勢をもって「幸せ」を描こうとしたが、「けいおん!」だとその「幸せ」が目の前に輝き溢れている作品。幸せは求道して手に入るものなのか。それとも日常をあるがままに肯定すれば手に入るものなのか、をそれぞれ考えさせられる。
- 家族の存在または不在が大きな枷(暗い過去)になっている「輪るピングドラム!」。家族はいるけれど、徹底的に画面外に追い出されて、さもいないような扱いをしている「けいおん!」。「幸せ」を考える意味で「家族」の取扱い方の対照的な作品である。
- 私とすれば「けいおん!」的な幸せのあり方も、「ピングドラム!」的な幸せの求め方も全部飲み込んで、生きる糧に出来ればいいと思う。
- ガンダムAGE最新話。MSが回り込むアクションはキレがあって良かった。
- 画太郎先生好きの友人宅に行ったら、ちゃんと「虐殺ハートフルカンパニー」が置いてあった。それもゆるゆりの単行本の隣に置いてあった。
- けいおんの映画のチケットを購入。そして、うんこなう。
- けいおん劇場版見終えた。手の芝居のさせ方とレイアウトと芝居内容に合わせて手のサイズを変えていたのが面白い。ちなみに手の芝居は浦沢直樹ぽい
- けいおん劇場版の手の芝居について。俯瞰や引きのレイアウトでは手のサイズは比較的小さく描かれていた印象。ただ、ここぞという手の芝居において、手のサイズは大きくなる。手はデフォルメとリアルの緩急の差がある。反対に脚は一貫してリアル。
- けいおん劇場版。山田尚子監督らしく「脚アニメ映画」だった。おそらくHTTの日常はロンドンで歩く姿や、ラストの走るカットを含め、この「脚」によって支えられ成り立っていたのだろう。
- けいおんの劇場版。指先でパンを持つところとか、何かの持ち方が浦沢直樹さんのマンガっぽいんだよなぁ。