2014年12月31日のアーカイブ
- 「結城友奈は勇者である」の最終話まで視聴。最後まで見て、「結城友奈は勇者であるは魁!男塾である」ことがわかった。
- 「結城友奈は勇者である」。滅茶苦茶面白かった。1話~12話までの構成の仕方も含めて、何もかもが自分好みの話だった。あと戦闘シーンのアイディアと設定が良く、さらに絵的に見やすく伝わる仕上がりになっていたのが良かった。
- 「結城友奈は勇者である」。両親の存在を極力オミットしたのは、物語を見せる絞り方としてわかるが、勇者システムのリスクを承知して娘を捧げていたのは怖いなと思った。ただ親が子供を戦争に向かわせる時の気持ちを、心理学的な意味で合理化すると、こうなるのかという見せ方だったのかもしれない。
- 「結城友奈は勇者である」。全体として勇者部が一つヤマを越える物語だったが、世界の外の状況も変わらず、それに立ち向かう勇者システムもあり、また夏凜が「後は後輩に任せよう」というセリフから見ても、この作品は世界とシステムを象徴的に取り扱った作品だったんだろうなぁと思う。
- 「結城友奈は勇者である」。5話で一回戦闘にケリをつけて平和に見せかけて、いわゆる日常系的な回に相当する話6話7話まで溜めに溜めて、8話後半から一気に怒涛のシリアス展開に持っていくのは、上手い構成だなぁと。
- 「結城友奈は勇者である」は、五感の欠損をフックにキャラへの感情を深めるというkey的な手法と、寓話的な世界を襲う外敵に立ち向かう為に戦う少女達というまどかマギカ的な想像力が、日本神話と和風というスパイスを加えてハイブリッドに結実した作品という印象を受けた。
- 「結城友奈は勇者である」は画面的においてはストレスなく見られる点や、見せたい物語や伝えたい部分が明確である点など、わかりやすい・伝わってくる感じが何よりも良かったと思う。そして設定などで曖昧な部分も残しているので、色々意見や感想が出てきやすいのだと思う。
- 「結城友奈は勇者である」は通しで見たのだが、後半の怒涛のシリアス展開からのクライマックスを堪能できたのが面白かった。一方で毎週見ていた人は、毎回毎回、後半はどんな展開になるんだろうなぁというライブ感溢れる展開を楽しんでいたのだろうと思う。つまりはどう見ても面白かった。
- 「結城友奈は勇者である」の戦闘シーンは何が起こっているかがわかりやすくよく動いていて、巨大な敵が破壊されるカタルシスもあって、面白かった。
- 「結城友奈は勇者である」は、最後はみんな回復して元の鞘に収まれて良かったなぁと思った。
- 「結城友奈は勇者である」。最後の演劇中の観客の拍手は「無敵超人ザンボット3」のラストで一人地球に帰ってきた勝平を迎える一般市民という構図を彷彿とさせて怖かった。あれは皮肉もあるんだなぁと。
- 「結城友奈は勇者である」も「天体戦士サンレッド」や「Angel Beats」からも感じられた、舞台は現実世界に見せかけてもどこかあの世の世界みたいな世界を味わえたのが良かったなぁ。