今年はノブナガンとノブナガ・ザ・フールという二つのノブナガアニメが始まるが、谷村ひとしの漫画「信長と呼ばれた男」のあらすじは、瀕死の自衛官に織田信長が転生し、自衛隊のクーデターを画策し在日米軍と戦うという物語。パトレイバー2に匹敵する壮大な軍事劇。

アニメにおける快楽性は、時間の刻み方、そして空間の有り様に根ざしているのだと思う。物語を語るに適した時間・リズムのあり方がハマった作品は面白いのではないかと。例えば最近ならのんのんびよりみたいに。

P.Aが冬コミで出した「井上俊之 有頂天家族 原画集」を出した意義を、P.AのHP内にあるアニメランナーから照らして考えた時に、P.A.WORKSは井上俊之さんのようなアニメーターを輩出したい、もしくは育てていきたいという意気込みが見えてくると思う。