アニメには1話1話にテーマがあり、無駄に思える描写も全ては繋がっている。
レビューブログ「アニメとおどろう」運営者のTwitterアカウント。たまにガンプラも作ります。
好きなアニメ3本:ポケ戦、コンレボ、刀使ノ巫女
嫌いなもの:客観、論理、中立、是々非々という名の透明化
アイプラは井川葵に注力してました(引退)
2020年6月5日のアーカイブ
- 「コンクリート・レボルティオ」10話。今回は25世紀、歴史への介入を許さぬタイムパトロール(TP)の出動場面から始まる。しかし歴史への介入を許さぬために自ら介入するとは、それもまた矛盾とも言える。
©BONES・會川 昇/コンクリ… twitter.com/i/web/status/1… - そういう矛盾は、タイムパトロールの手法と意義に限定されない。神化43年の北関東では、超人に騙された老人が超人を人質に立てこもる事件の「矛盾」に爾朗が思い悩んでいた。
#コンレボ - 過去の自分を殺して現在の自分も死ぬ。兵馬の説明と意志が明瞭であるがゆえに、そこに矛盾は存在しない。回答不能なほど大きな矛盾でなければ存在できないのは、別に本作のSFルールに限ったものではない。
#コンレボ - 例えば世に言う死亡フラグとは、言ってみれば死への矛盾を解消する方策だ。こんな所で終わってはこれまでは何だったのか、明かされない秘密は何なのか。そういう矛盾が解消されることで、読者視聴者はキャラクターの死を受け入れられる。
#コンレボ - 現実の私達だって同様で、もし全てに満足したら人はその時生きる意味を失う。何か望むものがあれど叶っていないからこそ、人は生きたいと願う。人の存在に矛盾はむしろ必要不可欠だ。
#コンレボ - だから兵馬の生存もまた、矛盾によって成される。1つは輝子のスイッチによる、時間における兵馬の存在の矛盾化。そしてもう1つの矛盾を、兵馬はIQの自分との会話で口にしている。
#コンレボ - 大人と子供について達観したように語る兵馬はしかし、その言葉の中で既に「矛盾」している。そんな彼が過去の自分を消して消えれば、過去は消えないというルールが「矛盾してしまう」。
#コンレボ - 25世紀へと戻ったTPの兵馬は、今の自分は超人と呼ばれているか尋ねる。それは未来の自分と会った過去の証、神化43年という過去の生存確認。そして、過去が消えないなら――
#コンレボ - というわけでコンレボの10話レビューでした。む、難しい……! 兵馬の中の大人と子供、それに連なる爾朗との関係性などが中心になると思ってたのですが、気がつけば全然違うところに着地。どれだけ整理されているかというとはなはだ心許ない。文章力というより思考力不足……!
#コンレボ - さて次回10話「正義/自由/平和」は1期最終章の始まり。いよいよ怪剣クロードの登場だ!
©BONES・會川 昇/コンクリートレボルティオ製作委員会
#コンレボ pic.twitter.com/717VO9qLML - P.A.WORKSのアニメ作品、あなたが一番好きなのは?
「クロムクロ」に投票しました!
見に回ると少なめの作品に投票したくなる偏り。でも、最終回の茅原とカルロスの映像への正反対の接し方がよく記憶に残っ… twitter.com/i/web/status/1… - 「ラブライブ!」2期10話。寝入ってしまった穂乃果は紅白の勝敗を妹に聞かねばならないし、年が明けたかどうかも自分では分からない。すなわちこの時、答えや決定権といったものは己の外にある。
©2013 プロジェクトラブライブ!… twitter.com/i/web/status/1… - というわけでラブライブ2期10話レビューでした。本戦出場の瞬間を省くとは、思い切った描写の仕方をするもので。よくよくコンセプトのハッキリした作品だと思います。コンセプトが僕と相性がいいかどうか、はまた少し違う話ではありますが。
#lovelive - #lovelive
#ラブライブ
#アニメとおどろう
「ラブライブ!」2期10話レビュー~答えも力も外にある~ - アニメとおどろう
dwa.hatenablog.com/entry/2020/06/…