アニメには1話1話にテーマがあり、無駄に思える描写も全ては繋がっている。
レビューブログ「アニメとおどろう」運営者のTwitterアカウント。たまにガンプラも作ります。
好きなアニメ3本:ポケ戦、コンレボ、刀使ノ巫女
嫌いなもの:客観、論理、中立、是々非々という名の透明化
アイプラは井川葵に注力してました(引退)
ハイスクール・フリート
カテゴリ | TVアニメ |
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放送日 | 2016年4月10日~2016年6月26日 |
ハッシュタグ |
感想(全173件)
- RT @ike_no: はいふり批評その21を投稿しました。今回はいつもと違う方向性で #はてなブログ
はいふり批評21 「はいふりは胸に甘えていない」とはどういうことか - マイナーアニメ好き
no-known.hatenablog.com/entry/2020/07/… - RT @kippouu: 7月1日は明石艦長の誕生日、で、まだ描いていないはいふりキャラのでどうぞ https://t.co/x40JY4zt6M
- 海を領域1とする一般例の後に、はいふりの海を領域4と分類し直すのが「反発」的。作品と批評手法の両方が学べていつも楽しい。>RT
エピソードの記録
エピソード | 見た! | 評価 | 感想 |
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#1 初航海でピンチ! | --- | --- | 5件 |
#2 追撃されてピンチ! | --- | --- | 2件 |
#3 パジャマでピンチ! | --- | --- | 3件 |
#4 乙女のピンチ! | --- | --- | 3件 |
#5 武蔵でピンチ! | --- | --- | 2件 |
#6 機雷でピンチ! | --- | --- | 2件 |
#7 嵐でピンチ! | --- | --- | 3件 |
#8 比叡でピンチ! | --- | --- | 2件 |
#9 ミーナでピンチ! | --- | --- | 2件 |
#10 赤道祭でハッピー! | --- | --- | 2件 |
#11 大艦巨砲でピンチ! | --- | --- | 3件 |
#12 ラストバトルでピンチ! | --- | --- | 2件 |
このアニメについてのあにろぐ
- RT @k2edq: ブルーマーメイドを目指す少女達がブルーマーメイドよりおっぱい大きかったら「なんだ…ブルーマーメイド大したことないじゃん」となってしまうけど特大のおっぱいを持つキャラを真っ先に投入することで「ああ、さすがブルーマーメイドだな」と納得させるわけです
はいふりは… - 小は大を定める――「ハイスクール・フリート」5話感想
craft89.blog105.fc2.com/blog-entry-347…
平賀さんの特定箇所の大きさは一時の作画の乱れとかではないらしい
#はいふり - そして、明乃は見た。もえかが外に必死に助けを求めていることを。彼女が望んで砲撃しているわけではないことを。そのピースを、細部を、「小」を使って、明乃は大枠を定めることができるだろうか。
#はいふり - ましろの問いかけに答える術を持たないまま、明乃はスキッパーで飛び出す。小さな少女に戻った明乃の穴は、誰か他の者が埋めなければならない。ましろは指示を出す。凛は明乃が戻れるよう逃げない。志摩は明乃の分まで離れ技をやってのける。
#はいふり - しかしそんな明乃の胸の中は、もえかの安否という細部が埋められずにいる。細部が埋められなければ明乃の大枠は定まらない。それに関して明乃はいつも不安定だ。武蔵と教員艦が戦闘している事態に、そんな彼女が耐えられるわけがない。
#はいふり - 細部が分かれば大枠すら変わることは、晴風の艦上で示されている。明乃は凛の逃げ癖を分解し必ずしも悪いものとしないことでそれを肯定するし、避けられているのではないかというミーナの勘繰りは、自分の歓迎会を準備してくれていたと知ればド感謝に変わる。
#はいふり - 例えば1話で晴風を砲撃し反乱認定した猿島の古庄教官は、その経緯を覚えているがなぜそう判断したのか思い出せない。志摩もなぜ自分が砲撃しようとしたのか分からない。細部が分からない。
#はいふり - 「ハイスクール・フリート」5話。「大」枠が分かっても「小」が、細部が分からなければ話は詰められない。
#はいふり - そして、猿島に搭乗していた古庄教官も目を覚まし、大方の問題は片付きそう……であっても、それは小さな問題1つ1つを解決するものではない。明乃の親友、もえかの乗る武蔵は未だ行方不明なのである。遭遇に恐怖を予感させながら、物語は次の局面へ……
#はいふり - 自分でも不思議な行動をしてしまった志摩にも、小単位ならではの幸せはやってくる。魚雷大好きの芽依は拘束に付き合ってくれるし、本来は金曜でないから食べられないはずのカレーは、差し入れという形で彼女のもとに届くことになった。
#はいふり - けれど幸い、明石達に敵対の意思はなかった。海上安全整備局という大きな組織は晴風にとっては追手だが、それが安全監督室まで小分けされれば話が違ってくる。彼女達は晴風が反乱したのではないと判断していた。
#はいふり - 明石・間宮と航洋艦2隻に取り囲まれる晴風。戦闘禁止が晴風乗員という大単位では共通のはずでも、個人の小単位で見れば変わる。明らかに異様な状態で抗戦を主張し、実際に砲撃してしまう。蟻の一穴、小から大きな物事が壊れることもある。
#はいふり - 明乃は小さいものまで目端を効かせる。だから目の前でぶつかって倒れた子供を見捨てておけない。そして、それが彼女がブルーマーメイドに拘束される原因となってしまう。
#はいふり - 明乃は持ち前の強運でトイレットペーパー1年分という大当たりを引くが、大きいままでは運べない。結局、持てる範囲に小分けしてもらうしかない。
#はいふり - そして、少女たちのクラスは船の上では運命を共にする大きな共同体。しかしもちろん、個々人の単位で見れば感情の濃淡も好悪も変わってくる。ましろが艦長帽子を被ることをむしろ望んでいた子もいれば、彼女が校長の娘であることを特別視する子もいる。
#はいふり - 逆に個人個人という小さな単位でははした金でも、募金として大きく集めればトイレットペーパーを買う軍資金となる。もっとも、小切手や外国通貨は集めようがないけれど(なんでジンバブエドルなんか持ってるのだ……)
#はいふり - しかしもちろん、小分けすることはけして問題しか起こさないわけではない。晴風で海上のショッピングモールへ行けば問題になるが、スキッパーで少人数で向かうなら一般の客と変わらない。
#はいふり - 余裕を持っていたはずがほとんどなくなっていたトイレットペーパー。それは誰か1人に原因があるわけではなく、皆が様々に使っていたため。大きな意味ではトイレで使う紙でしかなくとも、「小」分けすれば話が変わってくる。
#はいふり - 「ハイスクール・フリート」4話。備蓄は十分にあると思っていたらトイレットペーパーがない。「大」問題に道筋が示されたようでも、「小」問題はいくらでもある。良くも悪くも、大と小で立場は変わってくる。
#はいふり - 横須賀女子海洋学校から下された全艦帰港命令によって、晴風の航路は暗夜を抜ける。しかし、相変わらず危険なものであることは変わりない。新たな仲間・ミーナを得た明乃達の行く手には、何が待ち受けているのだろう?
#はいふり - 少女が持っていた帽子は艦長のものだが、彼女は副長であって艦長ではない。艦長の帽子は彼女にとって、返すべき信頼を具現したものとなっている。前回ましろにそれを渡す立場だった明乃が協力しようと言うのは、心情としても自然だろう。
#はいふり - なんとか伊201を退けた明乃は、ドイツ人の少女から彼女の乗っていたアドミラルシュペーで反乱のような不可思議な出来事が起きたことを聞く。1話以来外部とまともな接触を取れなかった晴風は、通信ではなく聞き取りで情報を得ることができた。
#はいふり - ラッパ手の万里小路を水測員を兼ねるように。給養員の面々が砲水雷運用員を兼ねるように。小さなものの集合体は、それぞれが姿を変えることで穴を埋める。魚雷を処分するための掃海具は潜水艦へ対抗するための道具になる。
#はいふり - しかしドイツと日本では装備もまるで異なるから、彼女がそこで全ての指揮を執ればOKとはならない。彼女の確かな経験と知識は、ここでは助言者へ姿を変えて役割を果たすことになる。
#はいふり - 潜水艦相手の夜戦というこれまでと異なる状況に、適切な対応ができない明乃達。そこに目を覚まして現れたドイツの少女は、テキパキと不足を補っていく。まるで艦長と副長を1人でやっているかのよう。
#はいふり - 頭を冷やして再びセーラー服に着替えた明乃は、今度は潜水艦・伊201に遭遇することになる。水上艦と潜水艦では、数値や装備が同じ基準で測れない。同じ役割を果たすには、自然と別のものを使う必要が出てくる。アクティブソナーをモールス信号代わりに使った結果は、回答のない攻撃。
#はいふり - これまでどうにか晴風を生存へ導いてきた明乃だが、もえかからの通信が気になって話も耳に入らない。彼女が艦長の役割を果たせないなら、他の人が代わりに役割を果たす必要がある。ましろと幸子は、休むのも艦長に必要だと明乃を諭す。
#はいふり - 「ハイスクール・フリート」3話。装備が自動化されても点検は大変、修理に来られない面々には食堂のメニューではなくおにぎりが振る舞われる。何かしらが姿を変えて役割を果たす。そういうお話。
#はいふり - 「海の仲間はみんな家族」。明乃は自分の大切なものを迷わず選び取る。けれど、シャワーを浴びる姿でも見られるようにその背中はやはりとても小さい。この上、親友のもえかからの救援を求められる通信まで彼女は背負えるのだろうか。
#はいふり - 攻撃してきたアドミラルシュペーから脱出した謎の少女。それを助けに向かう明乃が渡す艦長帽子には、「岬明乃」の名前がはっきり刻まれている。ましろがそれを受け取ることはただの代行引受ではない。明乃が艦長なのだと認めることだ。そして明乃から向けられた信頼を受け取ることだ。
#はいふり - カレー(食事)もお風呂も片方だけでは足りない。どちらもなければならないし、どちらも認めなければ生活は成立しない。1人で全ては背負えない。志摩が的確な回答や提案をしても、意味を聞き取れなければ仕方ないように。実弾の使用には艦長と副長両方の承認が必要になるように。
#はいふり - 晴風配属を「自分の能力より小さい」と感じているましろと、艦長職を「自分の能力より大きい」と感じている明乃。2人の姿は対照的で、しかしどちらか片方だけで晴風の指揮は務まらない。
#はいふり - 一方で、ましろ以上に小さな背丈と小さな成績で艦長になった明乃は艦内のあれこれに目を配る。バタバタしていたりもするけれど、早々に乗員の顔と名前を覚えるなど適応してもいる。
#はいふり - 幼き日のましろは母からブルーマーメイドの帽子を被せてもらうが、小さな彼女の頭には大き過ぎて風に飛ばされてしまった。「あの頃からずっとツイてない」彼女は小さいまま。大きくなりたくてもなれないまま。
#はいふり - 「ハイスクール・フリート」2話。世界に反乱したことになってしまった晴風の少女たち。その小ささと、それが大きなものに立ち向かうために必要なものに触れていく回。
#はいふり - はいふり感想、3話まで書けてるのでそのまま上げていきます。
- さてさて、明乃とましろが肩車して届く景色はどんなものなのか。楽しみに見ていきたいと思います。
#はいふり - 劇場版も公開されるこのタイミングで再放送も始まり、周回遅れながら追いかけ始めるには絶好の機会。更新は週1回以上、曜日は不定期。ゾンサガの後枠が更新日の中心になるのでTOKYO MXの再放送からも遅れますが、ご容赦ください。
#はいふり - それが変わったのは、僕にとって大切な作品である「刀使ノ巫女」での演出や絵コンテ、そして「みにとじ」の監督を務めた信田ユウさんが本作の監督であると知ったから。刀使ノ巫女のファンにもはいふりのファンの方は結構いましたし。
#はいふり - 本作がTV放送されたのは2016年4月。放送当時は特段の興味もなく、「日常系じゃなかった」という話を小耳に挟んだ程度で僕との縁は途切れていました。
#はいふり - というわけで、ゾンサガの視聴を終えたので次ははいふりを視聴します。劇場版の公開日の1/18までに全部見るのは難しいかも知れませんが、公開期間中には間に合わせたい……OVAはTV放送するか分からんけど、尼プラ配信で追いかけられるな。
#はいふり - しかし、事態は彼女達の想像を遥かに超えていた。古庄教官はなぜか、晴風の反乱によって猿島が「大」破したと報告する。海洋学校生にはあまりに「大」きな謎に巻き込まれ、明乃達の航海はこうして幕を開けた。
#はいふり - 明乃の決断によって、晴風はどうにか危機を脱する。怪我人もいないわけではないが、「大」怪我はない。そんなもの、「小」さい方がいいに決まっている。
#はいふり - それに対抗して明乃も実弾を……とは今回はならない。彼女達も大きくなろうとしても敵うものではない。彼女達がやるべきはむしろ小の強みを活かすこと。威力の「小」さな訓練弾の魚雷なら、沈むことはないから思い切って自分達も反撃することができる。
#はいふり - だが、彼女達を待っていたのは古庄教官の乗る猿島による実弾砲撃だった。遅刻に対する怒りであればあまりに大きな、過剰な攻撃が晴風に見舞われる。
#はいふり