2012年10月9日のアーカイブ
- #となりの怪物くん 初回を何度見ても描写の仕方が絶妙。雫は時々心を言葉にして表すけど、基本は無言で信念を貫く。その信念に逆らうように吉田が行動として表す。彼は”友達”という概念が人とはズレている故に雫の”友達”概念に逆らい続けるけど、本当の”友達”概念は二人共見つけ出している。
- #となりの怪物くん 雫にとってウサギは飼育されてみんなに”友達”認定されている生き物。生きていれば死ぬ。それは当たり前でそれがただ起こっただけ。それは冷たいのではなく冷静に現状を見極めているだけ。なら、本当に大切なものがなくなったら雫は泣けるのだろうか?という将来を見てあげたい。
- #となりの怪物くん 第2話 夏目は自分に絶望しているけれど、それは頭の悪い自分であって、本当の自分ではない。だから、自己否定はしない。吉田が暴れまくっている間ダウンしていたけど、ノートは落書きだらけなんですよね。つまりは諦めて妄想世界へと移行していた。それは雫いわく怠惰と言う。
- #となりの怪物くん 第2話 教える気になったのは吉田も夏目も友達に距離をおかれた寂しさを味わったわけで、気持ちはウサギの死同様雫は理解できない。自分だけだと思った吉田の友達認定も。コミュニティという仮想世界の友達が本当の友達としての可能性だけは否定したくない優しさがそこにあった。