クズの本懐で好きに個性が表れていて、どの主張も否定できない風潮が渦巻いている。花火は許容と妥協の違いが認識できず流される姿がもどかしい。茜に惚れた鳴海を許容するのではなく、茜に誑かされた男を許容という道に進みそうで、それは妥協なわけで花火の持ち味である素直さに正直であって欲しい。

NEW GAME!2決定やった！　2期をあまり作らない動画工房作品だけに、続編も是非動画工房でお願いします。

「マジ！？」「マジやばくね！？」のリアル系メイドラと「すごーい！」「そーなんだ！」の純粋系けもフレだけでも相槌勢力図が片付いてしまう現実。この勢いのまま去年までの「それな」を上書きして欲しい。

けもフレの荒廃した世界が常であるサーバルと人類の過去が断片的にわかるかばんの二人。そんな二人が獣と心を通わせるフレンズ活動と一期一会を全力で楽しんでいく姿には、廃墟化した遊園地EDから一緒に喜びを共有するという人類の願いを自然と実践しているように見えることに涙を誘う。

クズの本懐で代替物で満たされていく”気持ち悪さ”を、行為による”気持ち良さ”で上書きしようとしている花火に、妥協とは違う気持ちを押しつぶしたようなイジラシサや現実では浮かばれない切なさを多分に感じる。

久保ユリカのウィスパーボイスは絶対肺からどこかに空気漏れてる。

メイドラゴンには生活感をデフォルメした空気があると思う。社会問題や心情描写を熱く語らせず、コメディチックに話を展開させることで、休みの日にやるゲームのような現実逃避となる爽快感と癒やしを提供しているので見ていて楽しすぎる。