アニメには1話1話にテーマがあり、無駄に思える描写も全ては繋がっている。
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好きなアニメ3本:ポケ戦、コンレボ、刀使ノ巫女
嫌いなもの:客観、論理、中立、是々非々という名の透明化
アイプラは井川葵に注力してました(引退)
2017年9月4日のアーカイブ
- プリンセス・プリンシパルの第9話「case11 Pell-mell Duel」を視聴。堀河公、そのきんつばはいくらで買えますかちせにもっと食べさせたいんですが。今回は嘘と並んで本作で重要な「壁」で語った方が書けそう。
#pripri - 留学生として過ごすちせだが、その過ごし方は過剰な程に東洋のままで西洋には沿わない。納豆とか現地で作らんと食べられんだろw
#pripri - 嘘と真が渾然としているのが東洋式、嘘と真が分かれているのが西洋式(by5話ラスト)。時間軸では初期の今回、西洋式に入門して間もないちせはまだ東洋的……というより直言的だ。姉への手紙という内心の吐露が拍車をかける。
#pripri - ちせは西洋のやり方をよく知らない。西洋の人は日本の事を知りもしない。知らないという事は1つの「壁」だ。それがあれば決闘という曲がりなりにも「フェア」な場所に立つ事すらできない。
#pripri - 「プリンセス」の願いは「壁を壊す事」だ。それこそが「戦うべき時」であり、だから決闘の正しいやり方を教える。知れば、壁はなくなるのだ。
#pripri - 決闘の場は木漏れ日の差す森の中だ。各人の姿は光と影の両方で彩られる。即ちこの時、壁は壊れている。ピストルと投石という異なる攻撃手段が混在するように。
#pripri pic.twitter.com/Z8kgedjMxl - 壁を壊すというのは、片方がもう片方に手を差し伸べることではない。両方が差し伸べ合う事だ。プリンセスは「正座」してちせに決闘の作法を教えるし、彼女達の日本を勘違いしたお祝いをちせは笑って受け止める。
#pripri - 知れば壁はなくなる、と書いたが、正確には知ろうとすること、上手くはなくとも意を伝えることが大事なのだろう。ちせが学校で目立ってはいても嫌われてはいないように。スパイ向きとは言い難い彼女の行動の数々が、結果的に陽動としてスパイ活動に利したように。
#pripri - ちせは本来、王国と共和国(2つの金鍔)の「立会人」だ。どちらに与する事なく勝者を見極めねばならない。しかしそれは逆に言えば、どちらにも壁を作るという事でもある。今回ちせはプリンセス達に肩入れする事を宣言した。スパイとしては相応しくないけど、それは壁を壊す事なのだ。
#pripri - 8話で描かれたのは上下の壁の向こうで真っ逆さまになった2人のお話だったけど、今回は東西を用いて壁を「上下(差別意識)」「左右(地理)」に広げて見ていける内容だったのではないかな、と思う。Cボール的だが今回のCボールから何かを読み取る事はできなかった。痛恨。
#pripri - しかしちせに決闘の作法を教えている時、プリンセスが内心で足の痺れを堪えてるのを想像すると大変に愛おしい。本物だわこの娘。
#pripri - ブログ更新しました。
プリンセス・プリンシパル 9話ツイート感想
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