月が何か凄いな。セラムンとエヴァとプリキュアが好きな私にとって、あの天体は一生特別な存在であり続けるのだろう。

それとは対照的に東洋、特に日本では、「月」は“不老不死”、そして“再生”の象徴であった。「花鳥風月」という言葉や「お月見」というイベントがあったりと、日本人の月好きは『竹取物語』に始まってセラムンやエヴァ、最近だと月周回衛星「かぐや（SELENE）」など世界でも類を見ないレベル。

その対比を踏まえて考えると、『映画ハートキャッチプリキュア！花の都でファッションショー…ですか！？』で「満月で狼男に変貌するオリヴィエ」と「不屈の闘志で絶望の淵からの復活を果たしたキュアムーンライト」との交流が描かれたことは実に興味深い。